誰かと話しているときに、
「ん…?なんで今その話?」
と感じたことはありませんか。
こちらは“気持ちを伝えたくて”話しているのに、
返ってくる言葉は別の方向へ。
まるで会話の土台がスルッとずれていくようなあの感覚。
私自身も、元夫との会話の中で何度も同じような経験をしました。
相手を責めたいわけではないのに話がかみ合わず、
「私の伝え方が悪かったのかな…?」
と自分を責めてしまい、心が削られるような疲れを感じていました。
この記事では、論点ずらしが起きる理由と、
なぜそれが人の心をじわじわと消耗させるのかを、
やさしく解説していきます。
論点ずらしとは?簡単にわかりやすく
論点ずらしとは、
話しているテーマから急に別の話題へすり替えることです。
意図的なときもあれば、
本人が無自覚で反射的に話題を変えてしまうこともあります。
たとえば、
• 責任を避けたい
• 自分が責められていると感じてしまう
• 感情の処理が追いつかない
こうした理由で、気持ちを正面から受け取れず、
話の軸がスッとズレてしまうのです。
論点ずらしをされると、心が削られる理由
① 話したい“核心”に触れてもらえない
こちらは勇気を出して気持ちを伝えているのに、
関係のない話題を返されると、
「私の気持ちは受け止めてもらえないんだ」と感じてしまいます。
話の土台が突然なくなるような、不安定な感覚。
これだけで心は相当消耗します。
② 自分が悪いのかもしれない…と誤解してしまう
論点を変えられると、
「私の伝え方が悪かった?」
「怒らせた?」
と、自分を責めやすくなります。
責任のないところで自分を責め続けると、
自己否定が積み重なり、心が疲れていきます。
③ 話し合いが成立しない“孤独感”がつらい
会話が成り立たない状態が続くと、
一緒にいるのに孤独
という、深い孤独感につながります。
この状態は、いわゆる「カサンドラ状態」に似ており、
相手と気持ちがつながらない苦しさが生まれるのです。
私が感じた「論点ずらし」の違和感
私が元夫との会話で感じていたズレは、いくつか共通していました。
今つらい思いをしている方が追体験しないように、
その一部を抽象化してお伝えしますね。
① 伝えたことと返事が“橋”でつながらない
たとえば私が、
「◯◯は控えてほしい」と伝えると、
返ってきたのは突然、
「Aさんはいいって言ってたよ」
というまったく別の情報。
「Aさん」の登場自体が予想外で、
私の話がどこに行ってしまったのか分からなくなりました。
② 了解したはずのことが、実行されていない
あるときは、
「◯◯してほしい」とお願いして、相手も「いいよ」と言う。
でも実際にはやっていなくて、
後になって
「そういう意味だと思わなかった」と私の伝え方のせいにされる。
“了解したよね…?”
と胸の奥がキュッとなる瞬間でした。
③ やめてほしいことを伝えても、繰り返される
「これはやめてほしい」と伝えると、
「わかった」と返事はあるのに、また同じことが起こる。
理由を聞くと、
「自分でもやめたいと思ってるんだよ」
と返ってくる。
思っているだけなのか、止める気がないのか…
私の気持ちはどこに置けばいいのかわからなくなる日々でした。
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こうした積み重ねは、
「私の気持ちは彼には届いていない」
という感覚につながり、少しずつ心を疲れさせていきました。
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論点ずらしをする人に見られる心理
相手にも相手の背景があります。
悪意というよりは、
• 責められていると感じやすい
• 感情を整理できない
• 正面から話し合うのが怖い
といった、状況を回避しようとする心理から起こることが多いです。
論点ずらしに振り回されないための対処法
① 会話の目的を最初に言葉にして共有する
「今日は◯◯について話したい」と明確に伝えると、
話題のブレが減ります。
② 感情ではなく、事実を先に伝える
感情 → 受け取り拒否になりやすいため、
先に事実を共有してお互いに確認し、そのあとであなたの気持ちを伝える。
「事実 → 気持ち」という順にすると、話し合いがしやすくなります。
③ 無理に解決しようとしない
相手が向き合えない時期もあります。
ときには、時間や距離を置くことも立派な対処法です。
④ あなたの心を守る視点を優先する
一人で抱えず、信頼できる人やカウンセラーを頼っても大丈夫です。
論点ずらしにあう状況は、親密な関係の中で起こりやすく、
相談しても悪口にならないかと不安に感じるかも知れません。
私もそうでした。
誰にも話せずに、ひとりで考え込んでいた日々のなかで
心理学を学ぶきっかけとなった書籍に出会いました。
まとめ:あなたは悪くありません
論点ずらしが起きたとき、
心が削られるのは、あなたが過敏になっているわけではありません。
会話の土台をすり替えられること自体が理不尽で疲れることだから
だから、あなたが悪いわけではありません。
どうか自分の気持ちを大切にして、
無理のない距離感を保って、自分を守ってあげてくださいね。
少しでもあなたの気持ちが穏やかでいられますように🌿
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